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遊々那須

那須芦野「石の美術館」で世界的名建築を鑑賞。

2009/03/13 [那須周辺エリア]

090313-001ogi.JPGフロント荻原です。先日、那須町芦野にあるストーンプラザ(那須芦野・石の美術館)へ行ってきました。ここは那須連山の噴火によってつくられた那須・芦野石や福島・白河石を使って作られた建物と、石材・加工に纏わる展示を鑑賞することができます。
 
私は以前からずっと興味があり、いつかは行きたいと思っていました。知っている方は「石の美術館」と聞いて、「あぁー」ということでしょう。世界的に有名な建築家・隈研吾氏による設計の建築なのです。隈氏の建築は常に注目を浴び、何といっても「負ける建築」が有名です。

負ける建築とは・・・・? 例えば「"風景"に負ける=風景に溶け込む」ということです。風景に建築が勝ってはいけないということです。建築というと、何かと建築家の独創的なデザインが優先され、周りの景観を無視して、これみよがしにそびえ立つものが今でも多いですが、単に建築家のエゴでしか無いと思ってしまうのです。隈氏の建築は、周囲との景観に溶け込む建築が真骨頂なのです。

海外の国際コンペでも数々の受賞経歴を持ち、世界的に有名な建築家が手がけた、"那須町"のこの建物を、是非自分の目で見てみたいと思い、わくわくしながら出かけました。

 

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昔からある3つの石蔵を、美術館に改装することを隈氏が手がけた訳ですが、まず、印象的なのは石蔵をつなぐ動線です。わざと遠回りさせられるような設計になっていて、水が張り巡らされた敷地内を、芦野石で作られた通路を伝って各蔵を巡る形になります。色々な場所に立って、色々な角度から眺める。これが結構楽しいのです。風景に溶け込む=その土地の素材を使うということが"自然"ですね。芦野石と白河石がふんだんに使用されています。

 

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↑石を薄く切って積まれた建物の壁。重苦しくなりがちな建物もこのパターンで軽やかなタッチに見えます。驚きは、中に入ってみると・・・。↓

 

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石なのに光が透過している!!大理石が外から光を透し、やさしい自然光が室内に差し込み不思議な空間を作り出しています。(石と光のギャラリー)

 

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こちらは石蔵ギャラリーです。昭和初期に建てられた農協の米蔵を改装したものです。

 

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石と水のギャラリーです。光・水・空気が外部空間とつながりがあり興味深い建物です。

  

 

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先の「大理石を透過する光」と、もうひとつ。薄くスライスしてルーバー状に組み上げた壁。建物の中には明るい自然光が降り注ぎます。

   

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建築家の思想やアイデアが散りばめられていて、それは細かなディテールからも読み取ることができます。そういう部位を探しながら見学してとても楽しい時間を過ごしました。

この日も、若き建築家の卵らしき人たちが熱心に建物を見学しているのを見かけました。

  

写真ではとてもお伝えできない感動があります。是非、ストーンプラザへお出かけいただき、ご自分の目でお確かめ下さい!!

 


 

■STONE PLAZA 那須芦野・石の美術館

栃木県那須郡那須町芦野仲町2717-5
Tel:0287-74-0228  Fax:0287-74-0373

開 館 : 9:30~17:00

休館日 : 毎週月曜日・年末・年始

       月曜日祝日の時はその翌日

入館料 : 大人¥500 小・中学生¥300

http://www.stone-plaza.com/pc/jp/index.html

  

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