
2009/03/20 [周辺観光施設]
フロント荻原です。今日の那須は風が強く吹いていたものの、気温は高く春の陽気でした。那須の情報としては、那須ロープウェイが本日より2009年の運行が始まりました(しかし、強風の為、運休でしたが・・・)。ロープウェイの運行が始まると、いよいよ那須も観光シーズン到来だなぁと感じます。
さて、私は先週に続き名建築シリーズ第2段、那須歴史探訪館へ行ってきました。那須歴史探訪館那須町の芦野エリアにあります。先週紹介した「ストーンプラザ」からは徒歩でいくことができる範囲です。こちらでは那須町の歴史に関する史料が、時代ごとに展示されています。芦野は古くから東山道の宿場町として栄えました。東山道は、古くは源義経が平家追討の挙兵に呼応し、奥州平泉から鎌倉へ向かった道として知られています。その後、江戸時代には参勤交代の宿場町として本陣を構え、松平定信が白河藩主であった時代の宿札も残っていて、興味深く観察してきました。
しかし、私の目当てはこの建築を見ることです。ここも先週紹介した世界的な建築家「隈研吾」氏による設計です。「負ける建築」は、この歴史探訪館にもしっかり息づいています。
奥行きのある空間。天井と壁はガラス張りになっており、不思議と優しく光が室内に注ぎます。その理由は・・・。
天井と壁に配されたこのスクリーン。なんと地元でとれた藁(わら)を使っています。 地元の素材を使う隈氏の真骨頂が楽しめます。なるほどー!
こうして、夏は涼しく、冬は暖かく室内を保ちます。天井と壁のスクリーンは可動式で、光の量も調整できます。床にも地元素材の「芦野石」を使っています。
入口の自動ドアはなんと「和紙」でできています。これぞ、ジャパニーズモダニズムです。
低く横長のデザインがカッコイイです。
私が伺った日は、訪れる方も少なく、探訪館の方に展示のご案内をしていただき、色々お話を伺いました。探訪館の方いわく、隈建築を見るために、はるばる海外からのお客様も多いのだそうです。(その反面地元の方はあまり見にこないんだよねぇ、とも話していました。)
「STONE PLAZA」と一緒に芦野を是非訪ねてみてください。歴史探訪館のすぐ向かいは桜の名所である御殿山があります。源義経が走り抜けた東山道、西行法師が訪れ、それに憧れ芭蕉も訪れた芦野。昼食には約300年の歴史を誇る丁子屋さんでうなぎを食すのもいいですね。これらは車を停めてゆっくり徒歩で巡ることができますよ。歴史を感じつつも近代建築を楽しむ!とても味わい深いエリアです。荻原のおすすめ度★★★★★です。
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那須歴史探訪館
〒329-3443
栃木県那須郡那須町大字芦野2893番地
電話 0287-74-7007
開館時間 9:00~17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
入館料 大人¥200 小中学生¥100
http://www.town.nasu.tochigi.jp/shisetsu/shisetsu010.htm
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